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ワイティープルーフC

ワイティプルーフの特徴を簡単に教えてください。

ワイティプルーフには大きく分けて次の6つの特徴があります。

  1. 蒸気透過性有り:コンクリート構造物、セメント系各種材料の通気性を妨げません
  2. 優れた吸水防止効果:表面からの水を長期間に渡って防止します。
  3. 超撥水による耐久性、防汚効果の飛躍的向上:実証試験では8年以上効果持続中。
  4. 優れた作業性:低粘度で浸透性が高く、テカリが無く、ムラが出来難くなっています。
  5. 環境、人体にやさしい:キシレン,トルエン,ベンゼンなど芳香族有機溶剤を一切使用していません。また、シリコンは最終的に焼却しても無害です。
  6. 紫外線カット型:今までにない新技術で紫外線カット性能を付加することに成功しました。

紫外線カット型とはどのようなものですか?

塗 工するだけで、280nm〜400nmの紫外線領域下の光線を85%以上カットする機能を持っています。紫外線をカットすることでコンクリート壁面の変 色、劣化を防ぐことができます。従来品で撥水性能・吸水防止性能だけでなく紫外線コントロール機能を有する商品を提示している商品は見当たりません。

超撥水とはどういう状態ですか?

通常、撥水力は接触角で判定することができます。一般的に接触角が90°〜120°を「撥水」と呼び、接触角が120度以上を「超撥水」と呼びます。ワイティプルーフは接触角測定値が125度以上あるので超撥水剤になります。

撥水することにより、どのような効果が望めますか?

化 学的にみるとコンクリートの劣化要因にはすべて「水」が関与しています。この「水」の浸入を防ぐことはコンクリートの劣化要因である中性化、塩害劣化、ア ルカリ骨材反応劣化を防ぐことになります。また、それらの反応に起因するカビ、苔の発生、白華現象、壁面の亀裂(クラック)の発生、崩壊を抑えることにつ ながります。さらにワイティープルーフは撥水力が著しく高いため耐汚染性、汚染回復性にも優れた能力を発揮します。

コンクリートの劣化の原因を教えて下さい。

コンクリートの劣化原因は、一般的には次の3点と言われています。

  1. NOX,SOX,CO2ガスを要因とした酸性水、酸性雨による劣化・・・コンクリートの中性化
  2. 海砂などに含まれるClイオンによる劣化・・・塩害劣化
  3. 砂利、砕石に使用される骨材のアルカリ膨張劣化・・・アルカリ骨材反応劣化
    これらの劣化要因は異なっているように思えますが化学的にみれば「共通点」が存在します。それは「水」、「水分」の存在があってはじめて起こる反応であり現象だということです。

1. の場合、NOX,SOX,CO2ガスが大気中の水分(雨を含む)と結合し、硝酸性液、硫酸性液、炭酸性液になり、それらの酸性の液体がコンクリートへ侵入 し、本来アルカリ性であるコンクリートを中性化へと進めるものです。通常コンクリートの補強に鉄筋が使われますが、この鉄筋はアルカリの状況下では錆びに くいのですが、中性化したコンクリート内部では錆びやすくなってしまいます。

2.の場合は固化されたコンクリートの空隙に水分が浸透し、電解質である水がコンクリート中の「塩」(中和反応の生成物)をイオン化するため発生します。

3.の場合も固化されたコンクリートの空隙に水分が浸透し、その水分により未反応の消石灰(主成分は水酸化カルシウム)がアルカリ性液となりその液がコンクリートに含まれる骨材と反応してアルカリ骨材反応を引き起こしています。

環境に対してはどうですか?

環境に対する有害性は主成分や溶媒の種類により判断できます。ワイティプルーフの主成分であるシリコーンは最終的に焼却しても無害なものです。また人体に有害な有機溶剤、とりわけ芳香族系溶剤や塩素系溶剤を一切使用していませんので環境にも人体にもやさしい撥水剤です。

浸透性とありますが浸透しないものとの違いは何ですか?

撥 水剤には躯体に浸透せずに表面に皮膜を形成するものと、浸透して内部に撥水層を作るものがあります。皮膜をつくるものは見た目の撥水は優れていますが、塗 膜劣化の原因である摩耗や風雨の影響を受けやすく、内部からの水分を逃がすことができないため躯体内部に水分が残ってしまいコンクリート劣化の原因になり ます。浸透性であるワイティプルーフは表面から1cmほどの蒸気透過性を持った層(ゴアテックス構造)を形成するため、摩耗や劣化に強く、同時に内部から の水分の透過を妨げません。また、浸透性のためテカリや下地の変色がなく、乾燥すれば基材と同等で区別がつかない程ですので、塗工前のコンクリートの質 感、外観を損ないません。

フッ素系の撥水剤をよく聞きますがフッ素系とシリコーン系は何が違うのですか?

撥 水性を持つポリマーとして、市場においては、フッ素系、フッ素変性系(アクリル変性フッ素樹脂・シラン変性フッ素樹脂ほか)とシリコーンポリマー系(ケイ 素樹脂)に二分されています。どちらも製品により撥水力や耐久性に差がありますので一概に違いをはっきりとは言えませんが、一般的にフッ素系のほうが初期 の撥水力が良く、その反面、耐久性が弱いと言われています。また、フッ素系は最終的な焼却により「フロン」を発生させるのに対してシリコーンは最終的に焼 却しても無害です。

ワイティプルーフの効果はどのくらい続くのですか?

塗布量や乾燥条件、加熱処理、下地の種類などの条件により一律的ではありません。弊社での実証試験では少なくとも3年以上の効果は確認されています。7〜8年経った現在でも効果が続いているものも数多くあります。

10.どのように施工するのですか?

  1. 下地の清掃・乾燥
    塗布面の泥、ゴミ、古い塗膜などを、ブラシ、たわし、ディスクサンダー、サンドペーパー、高圧水洗などで十分に取り除いてください。また、雨の降った直後の使用を避け、天気の良い日を選び、塗布面をよく乾燥させてください。 (ケット水分計で10%以下)
  2. 下地の処理
    構造クラックは、事前にシーリング剤を充填してください。1mm以下のクラックであれば弊社クラック補修剤「インサル クラックシャット」をご使用になれます。
  3. 養生
    塗布面以外はポリエチレンフィルムなどでしっかりと養生してください。
  4. 塗工
    刷毛、スプレーなどで塗工してください。ローラーでの施工の際は多めに塗布するようにして下さい。
    ワイティープルーフ 1回塗り/乾燥(25℃で60分)
    2回塗り/乾燥(25℃で12時間)
    ※ ワイティイプルーフのみの施工も可能です。
    通常、塗布後24時間で優れた浸透性、耐吸水性、遮塩性を発揮します。ただし、水滴を落したとき、水玉状になるには室温(20℃)で最低48時間後です。
  5. 養生
    施工終了後、24時間は雨がかからないようにして下さい。
    ※低温時(冬場など、10℃以下の場合)は、乾燥後ドライヤー、ジェットヒーターなどでの加熱処理して下さい。

塗布量の目安はどのくらいですか?

平方メートルあたりの標準塗布量は以下の通りです。

下地の種類塗布量(1回)対象用途例
吸い込みの極めて少ない下地 35ml/平方メートル タイル、プラスチック、塗装面、金属
標準下地 120ml/平方メートル コンクリート、シャモットタイル、瓦、木材、繊維
吸い込みの極めて多い下地 350ml/平方メートル ALC、インターロッキング、大谷石、ケイカル板

ワイティプルーフは通常追っかけ2回塗りです。上記の塗布量は1回あたりの塗布量になりますのでご注意ください。スプレーでの施工の際は飛散を考慮してください。

※塗布量は下地の種類によって異なりますのでご注意ください。

施工時の注意点はありますか?

  • 塗布量(浸透量)と乾燥条件に注意してください。
    特に塗布量については、浸透・撥水型であるため、表面に塗る感覚から材料を基材へすり込む感覚を持って作業してください。
  • スプレー塗工の場合は、基材とスプレーガンとの間隔を20cm以内にし、基材へ浸透を図ってください。また飛散が多くなりますので塗布量、養生にご注意ください。
  • 気温10℃以上での施工が基本です。低温(−5℃以下)は避けてご使用ください。
  • ワイティプルーフは希釈タイプではありませんので薄めずにそのままお使いください。
  • 施工時は火気を近づけず、換気をよくしてご使用ください。
  • 使用期限は製造より6ヶ月です。使い残しは密閉して保管ください。
  • ワイティープルーフは壁面用に設計されています。床、道路などには不向きですのでご使用になれません。

内容量、出荷単位はどのくらいですか?

4L×4缶/1ケース と 18L/ 1ケース をご用意しております。出荷単位はすべて1ケースからです。

塗工に使用した器具は何で洗浄できますか?

施工器具の洗浄は、IPA溶剤、又はシンナー、塗料用うすめ液をご使用ください。

施工後、壁面に塗料で色をつけたいのですが可能ですか?

施工後に塗料などを塗ることはできません。もし着色したい場合は施工前に塗って下さい。

どのくらいの期間で塗り直したほうがいいのですか?

通常3年周期での塗りなおしをお勧めしております。

玄関のタイルやアプローチ、コンクリート床や舗道などへの施工は可能ですか?

ワイティープルーフは壁面用に設計されている為、床面、重歩行面などにはご使用になれません。また、雨などを撥水するため滑りやすくなります。